ママと赤ちゃんのいろんな話

赤ちゃんが大きくなるにつれて気になってくる卒乳・断乳。今回は、断乳を中心に赤ちゃんがおっぱいを卒業する方法をお教えします。
※断乳には、パパの協力が不可欠です。パパもぜひ、読んでくださいね。

「卒乳・断乳」

卒乳・断乳って何だろう?

卒乳とは、

赤ちゃんが自然におっぱいを卒業すること。逆を言えば、赤ちゃんが自分から離れてくれるまで、 おっぱいをあげること。よく6ヶ月過ぎれば、母乳に含まれる免疫が無くなり、1歳ごろになると栄養面でも母乳の役目は終わりと いわれることがありますが、おっぱいには、赤ちゃんの心を安定させる大切な役割があります。 赤ちゃんが成長し、自立し始めれば、自然におっぱいから離れていきます。月齢・年齢で判断せず、赤ちゃんの言動を見て対応しましょう。

断乳とは、

ママがおっぱい卒業の時期を判断し、赤ちゃんがおっぱいから離れられるように主導することです。 赤ちゃんが断乳する時期に達しているかどうかは、下記の状況から判断することができます。

  • 子供が一人歩きできるか。
  • 食事を充分食べられているか。
  • 体調に問題はないか。
  • 大人の話す内容を理解できているか。

これらの様子は、子供によって異なります。母親が主導する断乳ではありますが、断乳を無理に子供に押しつけるのではなく、 子供の成長を見て判断しましょう。また、断乳を行うには、パパの協力が必要です。おっぱい卒業の寂しさなど、子供は自分で自分の精神面のケアができません。パパが、たくさん遊んであげて、子供のストレスを発散させてあげましょう。おっぱい以外にも楽しいことがいっぱいあるということを伝えてあげてください。

断乳の手順〜なかざわ助産院の場合〜

断乳の時こそパパの出番!子供とべったりして父子関係を築くよいチャンスです。 土日祝日など、仕事を休める3連休を作ってもらい、計画的に断乳を進めましょう。 また、助産院等でおっぱいマッサージを受けている場合は、 お乳の流れを良くして良質のおっぱいをしっかり飲ませるために、断乳前は出来るだけマッサージを受けましょう。

具体的断乳の進め方

1)1週間前に伝える。
例えば、1ヶ月前など、前置きに時間をとりすぎるとママを追いかけたり、何度もおっぱいを確認しに来たりと大変です。 断乳の日の1週間前から「おっぱいとバイバイする時が来たね。」と1日1回だけ話してあげましょう。この時、おっぱいの回数を減らす必要は ありません。おっぱいの回数を無理に減らすとおっぱいに対する未練が募り、逆効果になるので、欲しがるだけ授乳してあげてください。
カレンダーに「この日になったら、おっぱいはバイバイよ。」と断乳予定日に印をつけ、 1日ずつお子さんとカウントダウンしながら×印をつけるのも効果的です。
2)最後の1週間は、欲しくなったときにいつでもあげられる状況を作る。
前述のとおり、赤ちゃんが心残りにならないように思いっきり飲ませてあげましょう。1日1回、「もうすぐバイバイだからね。」と 伝えるのをお忘れなく。
※お子さんが断乳の意味を分かってくると、頻繁におっぱいを飲みにやってきます。 こんなに飲ませて断乳できるのか不安になって授乳を拒否すると、当日に断乳を受け入れてくれません。大丈夫ですので、思いっきり飲ませてあげてください。
3)断乳当日
午前10時頃を目安に最後のおっぱいをあげます。「これで最後だよ。たくさん飲んでね。」と目を見て話し、しっかり飲ませてください。
その後、パパに子供と外で遊んでもらう。パパと子供が遊んでいる間に昼食の用意をし、今までのおっぱいと違うおっぱいだという事を 分からせるために油性マジックでおっぱいにかわいい絵を描いておく。(乳頭をしっかり黒く塗りつぶしておく)
※怖がらせる目的ではないので、アンパンマンなどかわいい絵で!また必ずお昼寝前に説明しておきましょう。 薄くなったら上から丁寧になぞって、10日間は絵を残しておいてください。
帰ってきたら、しっかりお昼ご飯を食べさせ、食後におっぱいを見せます。「おっぱいは、お顔になってバイバイしていったよ。」と 説明し、子供が離れたら、着衣を整えます。
※おっぱいは、何度見せても構いませんが、子供があきらめられなくなるので触らせないようにしましょう。

断乳後のママについて

断乳後のケア
半分に切った紙おむつを濡らしてサランラップで包み、真ん中を少しへこませてから冷凍庫で凍らせる。 凍った紙おむつはドーム型になるので、これを患部に当てて冷やしてください。時間が経つと溶けてくるので、何組か用意しておきましょう。
※断乳の前日に冷凍庫に入れて準備しておいてください。忘れないで!
3日間は連続して冷やします。ブラジャーはゆったりしたものを。
この間、おっぱいが張ってきたら、5〜6時間空ければ搾乳しても構いません。 搾乳する場合は、乳頭の付け根を押さえて圧を抜く(少し楽になる)程度です。乳輪の周りを押さえて搾乳すると、おっぱいが止まらなくなるので 気をつけてください。量は片側でオチョコ1杯分(30ml)程度で、夜中は絞りません。
断乳後、3日目、その1週間後、その1ヶ月後の合計3回はしっかりと搾乳します。
断乳後の生活で気をつけること
お風呂は、シャンプー、シャワーは構いませんが、断乳当日から3日間は浴槽に入らないでください。 4日目からはおっぱいに描いた絵の上にブラジャーやタンクトップなどを1枚着用して入浴してください。 通常1週間は、何かを着て入浴します。その後2〜3日はブラジャーなどを着用せず、絵が描いてある状態で入浴し、 お子さんがおっぱいを吸おうとしたり、触ってくるようでしたら、再び何かを来てください。 断乳が完了するまでこれを繰り返します。
乳腺炎予防のため、断乳後2週間は油ものや甘いもの、高カロリー食を控えましょう。断乳中に乳腺炎が発症したら、断乳は中止です。

断乳後のお子さんについて

食事と水分に気をつけて、外で思いっきり遊ばせてあげましょう。
今までと同じような内容の食事やおやつなど、消化の良いものを与えます。小さいおにぎりなどを作っておくと良いでしょう。 スナック菓子やジュース、牛乳は、摂りすぎると食事が入らないので量に十分お気をつけください。
水分はたっぷり与えます。薄い番茶や麦茶などを冷やさずにすぐに飲めるように作っておきましょう。 脱水症状に注意しましょう。(尿の色は濃くないか、回数は1日6回以上あるか、など。)
日中は戸外で遊ばせましょう。夜に眠くなるようにたっぷりと遊ばせます。
夜中におっぱいを欲しがりむずかるときは、水分などを与え、しっかり抱いてあげましょう。空腹のこともあるので、 小さいおにぎり・お茶・バナナ等を枕元に用意し、与えてください。
断乳後、1〜2日内にお子さんの発熱やお母様の乳腺炎など、異常が起きたら断乳中止です。搾乳した後におっぱいを飲ませるか、 母乳マッサージを行っている助産院等にご相談ください。
断乳して1ヶ月くらいはお子さんの体調が崩れやすく、風邪のような症状になることがあります。注意しましょう。

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